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イラストで思わずわかる 日本近現代史

明治維新から安倍国葬まで

9784866365381
著作
水野 大樹 (著), ざわとみ (イラスト)
ISBN
9784866365381
Cコード
0021
判型
A5
ページ数
352 ページ
定価
2,200 円(税込)
発売日
2022年11月25日
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書籍紹介

近代日本は超大河ドラマ!! 

明治維新から安倍元首相国葬まで、 
155年の歴史を1年ずつイラストで解説!! 

1868~2022年の出来事を徹底的にわかりやすく、 
楽しみながら知り、学ぶことができる、 
大ボリュームの画期的近現代史ガイドブックです! 

永久保存版!!

本書は、明治元年(1868年)から令和4年(2022年)にいたる日本の歴史を1年ずつ切り取って、
その年に何があったのかを詳細に描いた文章とPOPなイラストで解説する、近現代史入門の一冊です。

日本の近代化のきっかけとなった嘉永6年(1853年)のペリー来航から、
封建体制が解体され、近代国家を建設し、国際社会で欧米列強と併立する強国となり、
民主主義が根づく民主国家となった歴史を、
見開きページでどこまでもわかりやすく解説した、格好の歴史書です。

1868年の江戸城無血開城から伊藤博文暗殺(1904年)、第一次世界大戦(1914年)、真珠湾攻撃(1941年)、
バカヤロー解散(1953年)、三島由紀夫割腹自殺(1970年)、グリコ・森永事件(1984年)、
バブル崩壊(1990年)、地下鉄サリン事件(1995年)、リーマン・ショック(2008年)、安倍晋三元首相銃撃事件(2022年)まで、
はるか昔の教科書にしか出てこない事柄から記憶も鮮やかな近年の出来事まで、
この一冊ですべて理解できるような構成になっています。

学校の授業では駆け足になってあまり詳しく教えてもらえない日本の近現代史は、本書一冊ですべてフォローできます。
勉強に活用するのもよし、教養を深めるのもよし、ちょっとした歴史雑学として身につけるのもよし。

352ページの大ボリューム、一家に一冊、必携の近現代史本です!

【もくじ】

序章
1853年(嘉永6年)~1868年(慶應4年)
260年続いた江戸時代の終焉、日本の新しい時代の幕開け

第一章 明治編  
明治元年 戊辰戦争で徳川幕府が崩壊
明治2年 版籍奉還・四民平等も実施さる
明治3年 日本軍部の父・山県有朋が軍制改革を開始!
明治4年 廃藩置県で新政府は税収確保す
明治5年 太陽暦、土地売買制、戸籍調査と新機軸連発
明治6年 征韓論問題で政界大混乱!
明治7年 士族の不満爆発で佐賀の乱勃発
明治8年 ロシアが樺太に進出、朝鮮では交渉行き詰まる
明治9年 西日本で旧士族の反乱、なだれをうつ
明治10年 西郷隆盛が城山にて自刃す
明治11年 島田一良、斬奸状をしたため大久保を襲撃
明治12年 独立国「琉球王国」を併合
明治13年 政府が言論弾圧で国会開設運動を封じる
明治14年 伊藤博文と大隈重信の憲法をめぐる対立が激化
明治15年 朝鮮でクーデター、閔氏政権が清に寝返る
明治16年 鹿鳴館では舞踏会が行われる
明治17年 政府の弾圧に自由党が激怒! 各地で反乱が起きる
明治18年 伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任
明治19年 ノルマントン号沈没で日本人全員死亡
明治20年 条約改正失敗! 逆風に煽られ井上馨外相辞任
明治21年 大隈外相、最初の対等条約をようやく締結
明治22年 大日本帝国憲法がついに発布
明治23年 教育勅語で御真影が学校に配布さる
明治24年 ロシア皇太子を警備巡査が切りつける
明治25年 大選挙干渉で第2回総選挙は政府側が勝利
明治26年 文官任用令の発布で官僚組織が整う
明治27年 朝鮮に干渉し、日清戦争がはじまる
明治28年 またも朝鮮を巡って今度は対露関係が悪化へ
明治29年 第2次伊藤内閣が連立で運営スムーズ
明治30年 普選運動、労働運動が起こる
明治31年 巨大政党誕生、わずか4カ月で瓦解
明治32年 文官任用令改正で官僚のタテ社会を強化
明治33年 禍根となる軍部大臣現役武官制が成立
明治34年 田中正造が天皇に直訴
明治35年 対露戦を想定した八甲田山行軍で大惨事
明治36年 ロシアと対立、国内は主戦派と非戦派に分裂
明治37年 ついに日本がロシアに宣戦布告
明治38年 アメリカの仲介で日露戦争終結
明治39年 満鉄が設立、国内鉄道も国有化
明治40年 日本が着々と韓国併合の準備を進める!
明治41年 政府の弾圧で社会主義運動が頓挫!
明治41年 伊藤博文が安重根に暗殺される
明治43年 日本がついに韓国を併合!国内では大逆事件
明治44年 日本で特高が誕生、清では辛亥革命が始まる

第二章 大正編  
大正元年 護憲運動がはじまる、辛亥革命で清王朝が滅亡
大正2年 護憲運動が桂太郎内閣をつぶす!
大正3年 第一次世界大戦勃発
大正4年 中国に21カ条要求をつきつける
大正5年 革命後の中国に日本が内政干渉
大正6年 日米間で石井・ランシング協定
大正7年 日本がシベリアに出兵、米騒動おこる
大正8年 世界大戦の事後処理で世界体制が決定
大正9年 尼港事件が勃発! 日本人が虐殺される
大正10年 宮中某重大事件で山県有朋が窮地、原敬暗殺
大正11年 国際的な風向き変わり軍縮の時代へ
大正12年 関東大震災! 戒厳令がしかれる
大正13年 第2次護憲運動で清浦内閣が倒れる
大正14年 悪名高い治安維持法が制定

第三章 昭和前期編  
昭和元年 満州の馬賊・張作霖が政権を獲得
昭和2年 田中義一内閣の誕生で協調外交が破綻
昭和3年 張作霖、満鉄線爆発で謀殺さる
昭和4年 天皇激怒! 田中義一内閣が倒れる
昭和5年 昭和恐慌が勃発する中、浜口首相が狙撃される
昭和6年 関東軍の満鉄爆破で満州事変が始まる
昭和7年 傀儡国家・満州国が建国、首相・犬養毅が殺害
昭和8年 紆余曲折の末、結局、国際連盟を脱退
昭和9年 帝人事件で内閣総辞職、新内閣には重臣会議が関与
昭和10年 天皇機関説問題が政治問題に発展
昭和11年 陸軍青年将校による軍事クーデター二・二六が勃発
昭和12年 盧溝橋で日中両軍が激突し日中戦争勃発
昭和13年 近衛文麿が3度の声明を発表し日中戦争が泥沼化
昭和14年 第2次世界大戦勃発! 日本は不介入を声明!
昭和15年 「バスに乗り遅れるな」とドイツと同盟
昭和16年 日米交渉が決裂し、日本が真珠湾を奇襲
昭和17年 ミッドウェー海戦で形勢逆転
昭和18年 太平洋戦争は日本の敗色が濃厚に
昭和19年 連合軍がノルマンディー上陸作戦を開始
昭和20年 原爆2発投下とソ連参戦で日本が無条件降伏

第四章 昭和後期編  
昭和21年 勝者の裁判、東京裁判が開廷
昭和22年 GHQが華族制度廃止、財閥解体
昭和23年 戦犯7人が絞首刑、朝鮮とドイツが分断
昭和24年 インフレからデフレに、ドッジ・ラインの実施
昭和25年 朝鮮戦争勃発! 朝鮮半島が米中巻き込み戦争の舞台に
昭和26年 サンフランシスコ講和条約で日本が独立を回復
昭和27年 保安庁の発足で再軍備が開始される
昭和28年 「バカヤロー解散」で吉田茂の影響力が低下
昭和29年 第五福竜丸が被爆、そして自衛隊法制定
昭和30年 自民党結成、社会党が再統一
昭和31年 日ソ中立宣言の調印で11年ぶりに日ソ国交回復
昭和32年 神武景気が終わり、なべ底不況へ
昭和33年 神武景気を上回る「岩戸景気」が到来
昭和34年 皇太子ご成婚でミッチーブーム到来
昭和35年 安保改定のデモ続発で国内大混乱!
昭和36年 経済発展の裏の一面、公害が社会問題化
昭和37年 キューバ危機で米ソ冷戦が最高潮に!
昭和38年 凶悪事件「吉展ちゃん誘拐事件」発生
昭和39年 経済発展の象徴、東京オリンピックが開催
昭和40年 韓国と国交回復、首相の沖縄訪問
昭和41年 40年不況を脱し、「いざなぎ景気」が到来
昭和42年 佐藤栄作が非核3原則を表明
昭和43年 学生が安田講堂を占拠、「三億円事件」起きる
昭和44年 安田講堂の封鎖解除で大学紛争鎮静化
昭和45年 万博大盛況、三島由紀夫が割腹自殺
昭和46年 自民党が米軍基地付きの沖縄返還協定を強行採決
昭和47年 連合赤軍による浅間山荘事件が勃発
昭和48年 高度経済成長破綻! 石油ショックで景気減速
昭和49年 田中角栄の金脈問題が社会問題化
昭和50年 天皇・皇后が、国交史上初の訪米
昭和51年 戦後最大の疑獄事件ロッキード事件発覚
昭和52年 日航機がハイジャックされる
昭和53年 安保体制の強化が進み有事立法が問題化
昭和54年 靖国神社へのA級戦犯合祀が発覚
昭和55年 自動車の輸出入問題で日米経済摩擦が激化
昭和56年 戦争の爪痕「中国残留孤児」を調査
昭和57年 「ノーモア・ヒロシマ」反核運動が高まる
昭和58年 景気回復! 東京ディズニーランドが開園
昭和59年 稀代の犯罪「グリコ・森永事件」発生
昭和60年 プラザ合意で円高時代が到来
昭和61年 チェルノブイリで原発事故発生
昭和62年 バブル景気のはじまり! 東京の地価が高騰
昭和63年 竹下内閣の「ふるさと創生」政策

第五章 平成・令和編 
平成元年 消費税の導入で国民大反発!
平成2年 土地融資に総量規制! バブル崩壊の端緒
平成3年 バブル経済の崩壊で金融犯罪が明るみに
平成4年 自民党がPKO法案を強行採決
平成5年 皇太子・徳仁ご成婚で祝賀ムード一色に
平成6年 国民を震撼させた松本サリン事件勃発
平成7年 阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件がおこる
平成8年 乱脈経営の住専、官僚の不祥事が相次ぐ
平成9年 日本経済の長期低迷路線が確定
平成10年 銀行の不良債権額は総額約21兆円
平成11年 景気刺激策としてゼロ金利政策が導入される
平成12年 自民党の内部抗争「加藤の乱」が起こる
平成13年 「小泉旋風」で自民党が息を吹き返す
平成14年 小泉首相が電撃的に北朝鮮を訪問
平成15年 イラク戦争で自衛隊の出動で政治が混乱
平成16年 参議院議員選挙で民主党が大躍進
平成17年 解散総選挙で小泉首相が「刺客」を放って大勝
平成18年 ライブドア事件と村上ファンド事件が発覚
平成19年 参院選で自民党が歴史的大敗を喫する
平成20年 リーマン・ショックで日本経済大混乱
平成21年 衆院選で民主党が大勝し自民党が野党に転落
平成22年 政権を奪取した民主党政権に国民が失望
平成23年 東日本大震災で壊滅的な被害が発生
平成24年 野田首相が退陣し自民党が政権を奪回
平成25年 安倍政権による「アベノミクス」が始動
平成26年 消費税が8%に引き上げられ景気減速
平成27年 世論の反発のなか安保関連法案が成立
平成28年 天皇が生前退位の意向を表明
平成29年 「モリカケ疑惑」で安倍政権に大ダメージ
平成30年 安倍政権の〝忖度政治〟が問題化する
令和元年 「桜を見る会」問題で安倍内閣が窮地に
令和2年 新型コロナウイルスの感染拡大、安倍首相が退陣
令和3年 東京オリンピックが1年遅れで開催される
令和4年 ロシアがウクライナに侵攻、安倍元首相暗殺される

9784866365381①9784866365381②9784866365381③9784866365381④9784866365381⑤9784866365381⑥9784866365381⑦9784866365381⑧9784866365381⑨9784866365381⑩

※「歴史群像 2023年2月号」にて『イラストで思わずわかる 日本近現代史』が紹介されました!(プレゼント付き)

著者紹介

水野大樹(みずの・だいき) 
1973年、静岡県生まれ。青山学院大学卒業後、出版社勤務を経て歴史ライターとして独立。
著書に『元号大全』『図解 日本古代史』『図解 幕末史 増補改訂版』『図解 観応の擾乱と南北朝動乱』(以上、スタンダーズ)、
南北朝動乱 太平記の時代がすごくよくわかる本』『戦国時代前夜 応仁の乱がすごくよくわかる本』(以上、実業之日本社)、
室町時代人物事典』(新紀元社)、『もうひとつの応仁の乱 享徳の乱 長享の乱』(徳間書店)などがある。

ざわとみ
1993年生まれ。群馬在住。イラストレーター。ポップで目力のあるキャラクターが特徴。
好奇心、知識欲がガソリン。ロシアリクガメと、のんびり暮らしている。

ブックデザイン:高橋コウイチ(WF)

訂正情報

訂正とお詫び

p.35のイラスト上の解説文がp33と文章の重複しておりました。p.35の正しい解説文は以下の通りです。
お詫びして、訂正いたします。

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板垣・木戸が下野した結果、大久保利通は専横との批判を受けていた。大久保は批判を躱すためには木戸が復帰してくれればよいと考えた。大久保には板垣の「自由民権」は邪魔だった。木戸は大久保をおさえ込みたいので、板垣と一緒がよかった。3人体制はかろうじて整ったが、たった半年で木戸と板垣は対立して、板垣は辞任。それにともない木戸の地位は低下、さらに持病の悪化で、大久保体制に戻ってしまった。
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p.24とp.25に記載されております「長州藩脱退騒動」は、「長州藩脱隊騒動」が正しいものです。
お詫びして、訂正いたします。

p.106に記載されております「前年の戊辰詔書」という表記ですが、「先年の戊申詔書」が正確な表記となります。

 

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