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顧客の生涯価値を上げまくる!

実践!LTV最大化

有名企業との25年間の取組で習得した生涯顧客の育て方

著作
齋藤 孝太(著)
ISBN
9784866367217
Cコード
0034
判型
四六
ページ数
264 ページ
定価
1,980 円(税込)
発売日
2024年12月24日
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書籍紹介

価格を上げても、それ以上の付加価値があれば、生涯ファンは増えていく!

LTV=Life Time Value(生涯顧客価値)。
顧客が自社と取引を始めてから終了するまでの指標とされるLTVは、
「市場縮小」「新規顧客減少」「サブスク全盛」の流れのなかで近年大きな注目を集めるキーワード。
概念論で終わりがちな「LTV最大化」のノウハウを、
大手企業やブランドで「実践」してきた顧客育成コンサルタントが惜しみなく開示する、啓蒙の書!

これからの日本のマーケティン戦略を考えた時に浮かぶのは、将来的な人口減から今後何十年もかけて市場小さくなるという現実。
多くのB2C(エンドユーザー向け)企業では、「付加価値を上げる」「ファンを作っていく」ことを重要視し、
その先にあるお客様一人ひとりの生涯利益/売上を増やしていく「LTV」を「最大化しよう」と考えています。

ですが、現状の実務としてLTVは、会員カード、アプリ、コミュニティサイトなど、
競合他社でも行われていることに留まっており、ファン化や付加価値に繋がっていません。
「LTV最大化」は、普段から行われている日々の意識・活動が肝で、それをお題目や精神論で終わらずに、
LTVの視点で捉えなおして、改善していくことが重要なのです。

本書は顧客育成コンサルタントとして20年近くにわたって多くの大企業で「LTV最大化」に関わってきた著者が、
実際に効果があった実例を紹介しながら、「付加価値向上」「ファン数」アップにつながる施策を解説していく一冊です。
「人生100年時代のマーケティング術」として注目されている「LTV最大化」のすべてを、この本で学び取ることができます。
迷える経営者や営業マン、必読の書です!

そもそも「LTV」とは何か

LTVとは「Life Time Value」の略で、「顧客生涯価値」=お客様一人が自社のサービス/商品を利用開始してから、終了するまでの期間でもたらしてくれる利益の総額を意味します。今後の市場の縮小傾向から、「付加価値を上げる」「ファンを作っていく」ことで、新規顧客獲得の難しさを克服していくLTVは、今後のマーケティング戦略のキーワードになると言われています。本書はそのLTVを活用して、お客様一人ひとりの生涯利益/売上を増やしていく方法を具体的事例に即して解説していく一冊です。

「実践」としてのLTV

リアルビジネスで注目されているLTVですが、実務としては、会員カード、アプリ、コミュニティサイトなどに留まっており、ファン化や付加価値に繋がっていません。LTVは、普段から行われている日々の意識・活動が肝で、それを精神論で終わらせずに、LTVの視点で捉えなおして、改善していくことが最も大事な点です。そのために、目標/目的、意識、教育、PDCA、情報共有、評価をLTVの視点で見つめ直し、改善していくことが必要なのです。本書では著者自らがコンサルティング・教育でLTV施策を進めてきて、効果があった実際のノウハウを明らかにします。

多くの企業と取り組んできた実績に基づくLTV

本書は過去のビジネス書でありがちな「正確性を大事にしすぎて、論理が複雑になって実務では使いづらい」「LTV関連で報道されている情報をまとめただけで、リアリティ面が薄い」内容ではなく、著者が25年間、顧客育成コンサルタントとして実務に関わってきたリアルの経験をベースに、30代、40代、50代のマネジメント層、20代の意欲が高い層に向けて、LTVの方法を伝えます。日本のB2C企業にLTVの実務ノウハウが広がり、付加価値の向上、ファン数アップに繋がり、企業が元気と自信を取り戻すための本です。

 

著者紹介

齋藤 孝太(さいとう・こうた)
顧客育成コンサルタント/株式会社SIS(ストラテジック・インテリジェント・システム)代表取締役。
1973年生まれ、日本大学法学部卒業。大手メーカーの小売支援の企画立案・店頭活動マニュアルの作成、
販売現場の売上アップ支援の経験を活かし、2004年独立して20年目。
企業の持続的な成長のために、「ファンを育ててLTVを高めること」が欠かせないという考えから、
ファン育成/LTV向上の戦略立案、仕組み/組織作り、人材教育(講演、研修など)を行い、
ブランド・企業、販売員・営業社員のファンづくりを支えている。
クライアントは大手化粧品メーカー、バイクメーカー、プライベートスポーツジム、ハイジュエリーブランド、
メガネチェーン、釣具メーカーなど多岐にわたる。
「ファン=生涯に渡ってお付き合いする顧客」と捉え、企業の現場に馴染み、日々の実践が進化し続けることを大切にしている。
著書に『いる接客、いらない接客』『お客は自分の欲しいものをわかっていない』(クロスメディア・パブリッシング)、
One Team×顧客戦略』(同友館)などがある。

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