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小さな会社を買って成功するための 個人M&A大全

失敗しない「企業買収」と「中小企業経営」の極意

個人M&A大全
著作
寺嶋 直史 (著)
原田 総介 (著)
幡野 康夫 (著)
小野田 直人 (著)
ISBN
9784866364933
Cコード
0034
判型
四六
ページ数
248 ページ
定価
1,760 円(税込)
発売日
2021年04月21日
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書籍紹介

サラリーマンなら起業より「企業買収」!

「会社を選ぶ」⇒「会社を買う」⇒「会社を回す」

鉄壁の事業再生コンサルタントが教える、
誰も知らなかった「個人M&A」成功の極意。

★読者購入特典:
未経験者でも事業の中身を把握できる「簡易ビジネスDD」フォーマットサンプル

会社員が個人で他の会社を買収して資産を増やしていく「個人M&A」。
マッチングサイトの盛り上がりなどで、安価で気軽に会社を買えるようになり、「サラリーマンから経営者に」は、先行き不安な現代の新たなスローガンになりつつあります。

ですが、同時にM&A初心者が、売手企業の中身も知らずに買収して、実際の経営にあたって難渋する例も顕著に見られます。

私たちが日常生活で商品の中身を検討してから買い物をするように、買収する前に企業を調査・分析し、問題点と強みを明らかにする「ビジネスDD(デュー・デリジェンス)」を入念に行うのは、今後の必須と言えるでしょう。

個人M&Aを成功させるの極意は「選び方」と「経営」です。
「選び方」で重要なのは、対象企業の特性と事業内容を把握するための知識を持つこと。
「経営」で重要なのは、買収後に企業を安定化させ、かつ継続的に成長させること。

本書では、M&Aをテーマにした書籍でよく扱われる「手続き」だけでなく、買い手が本来認識すべき「選び方」と「経営」をメインにした、M&A成功のための「極意(中身)」について重きを置いて解説していきます。

購入者特典として、初心者でも「簡易ビジネスDD」の方法がわかるサンプルをまとめたPDFファイルもご用意しました。

「サラリーマンから経営者になり、成功する」ために必要なことをすべて押さえた一冊です。
少しでも個人M&Aに興味がある方はぜひ手元に置いてみてください。大きな武器になります。

【目次】
第1章 日本の小さな会社を救う「個人M&A」
1 中小企業は後継者不足で大廃業時代へ
2 「組織の時代(サラリーマン)」から「個の時代(経営者)」へ
3 人生が変わる! 個人M&A
4 会社は「ネット」で買う時代
5 会社を買って「資本家」になることは難しい?
6 「ゼロからの起業」はギャンブル?
7 サラリーマンが「会社」を買って「経営者」になる時代

第2章 大企業とは異なる中小企業の実態
1 中小企業と小規模事業者の定義と企業数
2 大企業と大きく異なる中小企業の特徴
3 知識だけではわからない中小企業経営の実態
4 「理想の買い手」より「赤字企業」がお買い得?
5 サラリーマンでは味わえない中小企業経営の魅力

第3章 個人M&A失敗の主な要因
1 買収企業の事業の中身の未把握(ビジネスDD未実施)
2 中小企業の実態と経営手法を知らない
3 自社・顧客・競合を知らない
4 ビジョンが不明確
5 業績未把握でPDCAが回せていない
6 従業員とのコミュニケーション不足
7 ブランディングできず低価格競争に陥る

第4章 M&Aの全体像を知る
1 M&Aの全体プロセス
2 企業売買の手法(1) 株式譲渡
3 企業売買の手法(2) 事業譲渡
4 企業売買の手法(3) 会社分割
5 企業の値段の付け方(企業価値評価:バリュエーション)
6 PMI(企業統合プロセス)

第5章 企業買収前に押さえるべき「企業特性」
1 まずは企業の基本的な「特性」を知る
2 「BtoB」と「BtoC」の特徴
3 「労働集約型」と「資本集約型」の特徴
4 「フロービジネス」と「ストックビジネス」の特徴
5 「嗜好品」と「生活必需品」の特徴
6 「見込生産」と「受注生産」の特徴
7 「固定費型」と「変動費型」の特徴

第6章 企業買収直前に行う「強みと課題の把握」
1 経営の必須フレームワーク「3C分析」を理解する
2 課題と強みの抽出(1) 4P+ブランド、顧客との関係性
3 課題と強みの抽出(2) 業務フロー
4 課題と強みの抽出(3) 顧客フロー
…etc.

 

著者紹介

寺嶋直史(てらじま・なおし)
事業再生コンサルタント。中小企業診断士。(株)レヴィング・パートナー代表取締役。大手総合電機メーカーに15年在籍し、部門で社長賞等多数の業績に貢献、個人では幹部候補にも抜擢される。その後独立してコンサルティング会社を立ち上げ、多くの中小の再生企業を、経営や業務の見直し、ブランディングの仕組み構築など、さまざまな問題解決により再生に導いている。その他、1年で一流の経営コンサルタントを養成する「経営コンサルタント養成塾」の塾長として、金融知識、問題解決の思考法、ヒアリング手法などの基礎から、事業デューデリジェンス、財務分析、経営改善手法、事業計画、マーケティング・ブランディングなど、さまざまな講義を実施。著書に『再生コンサルティングの質を高める 事業デューデリジェンスの実務入門』(中央経済社出版)、『儲かる中小企業になる ブランディングの教科書』(日本実業出版社)などがある。

原田総介(はらだ そうすけ)
M&Aアドバイザー。事業再生コンサルタント。中小企業診断士。上場企業のグループ会社にて店舗の戦略立案から運営管理全般を担う。企業に勤めながら、M&Aアドバイザー、事業再生コンサルタントとして経験を積み、その後に独立。M&Aアドバイザーはマッチングサイトなどで中小企業を中心に支援。事業再生コンサルタントとしては、飲食店などを中心に店舗の売上向上や顧客目線での業務改善を得意とする。

幡野康夫 (はたの やすお)
ハタノ経営支援サービス 代表 大手通信会社の事業企画部にて新規事業の立上げ業務に従事した後、複数の会計事務所にて中小企業の記帳・会計指導、管理会計の導入支援等の業務に従事。
2013年中小企業診断士登録。独立後は商工会議所、金融機関等の依頼により中小企業の経営改善、資金繰り改善支援等の業務に従事している。

小野田直人 (おのだ・なおと)
補助金活用支援会合同会社 代表社員。
完全オンラインで補助金活用の支援をするサービスを構築。
約50名の中小企業診断士が所属。低コストオペレーションにより「ものづくり補助金」など、難易度の高い補助金も着手金ゼロ、完全成果報酬型の安心価格でサービスを提供中。
中小企業診断士向けpwmc(パラレルワークマスターコース)とよばれる塾を運営し、同資格を活用して副業をしたい人を支援している。

 

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