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艶想 第3號

プロ官能作家集団「与」

著作
プロ官能作家集団「与」 (著)
うかみ 綾乃 (著)
津村 しおり (著)
乃村 寧音 (著)
深志 美由紀 (著)
伊吹 功二 (著)
佐伯 香也子 (著)
内藤 みか (著)
音梨 はるか (著)
野々原 いちご (著)
香坂 燈也 (著)
ISBN
9784866367750
Cコード
0093
判型
A5
ページ数
192 ページ
定価
1,500 円(税込)
発売日
2025年12月22日
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書籍紹介

【アーカイブ動画視聴】作家・佐伯香也子さん『艶想 第3號』(スタンダーズ刊)書籍発売記念トークショー
チケット 1,650円(税込)
お申し込みはこちらにて→https://peatix.com/event/4675677

【アーカイブ動画視聴】佐伯香也子さん・深志美由紀さん・うかみ綾乃さん 『艶想 第3號』作家たちによる感想座談会
チケット 1,650円(税込)
お申し込みはこちらにて→https://peatix.com/event/4744024

 

プロの作家が「自分の書きたいものを好きなように書く」というコンセプトで書き下ろした、ほかでは読めない官能小説アンソロジー
愛と欲望と蹂躙の物語!

今回のアンケートは「官能シーン以外でこだわっていること」と「趣味」作家たちの意外な素顔が見られます!

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1 薔薇の庭(うかみ 綾乃)
血の繋がらない義兄夫婦の家に世話になりはじめた基紀
社会で上手く生きられない彼を、義兄はかつてのように守ってくれる
やがて、抑えられない想いが首をもたげ──

2 元カノが乱れたあの夜(津村しおり)
秘密のパーティーで、賢人はかつての恋人と再会する
売れっ子女優となった元恋人は、嫌がりながら、賢人の前で別の男に抱かれた

3 踏んだり蹴ったり(乃村寧音)
保育士の美奈は園児の父親と不倫し職場を追われた
それから一年、立ち飲み屋で不倫相手に顔の似ている男に誘われ
電車での痴漢プレイに挑むことになり……

4 指先の記憶(深志美由紀)
如月奏馬は幼い頃に憧れていたピアノ講師、依都子の
義理の息子である穂高を虐めていた
奏馬は穂高を餌に依都子を犯し
やがてその行為は少年たちによる人妻輪姦へと発展してゆく

5 愛欲の輪廻(伊吹功二)
不思議なタクシーは後悔を乗せ
人生をやり直しさせてくれるが
その代償も支払わねばならなかった。

6 星を開く 2(佐伯香也子)
星を開くことへの無力感を抱えるエリアに
タレーはその本当の意味を語る
そして、ついに硬かった彼女の星(ピト)がゆるみはじめる

7 陰吉原での秘めごと(内藤みか)
江戸時代、陰吉原という場所があった
そこには遊女はおらず、女性相手の男遊女がいたという
現代にもそうした風習が残っていると聞き、私は訪ねてみた

8 女教師、肉奴隷堕ち(音梨はるか)
二十五歳の高校教師清香は、同じ学校の中年教師大神に
性奴隷同然に扱われていた
校内での凌辱、浣腸、イラマチオ……
さらには生徒までも巻き込んでの二穴挿入へとエスカレートしていく

9 秋夜の塔に秘められて(野々原いちご)
メイリーは塔に幽閉されていた
塔から唯一出られるのは、ダンジェロッテに凌辱される時のみ
そんな彼女を支えていたのが、カーザティアンだった
ある夜、事態は急変する

10 月夜の誘惑(香坂燈也)
出張帰りの中年男性が、新幹線で眠っている女性の体香に魅了される
目を覚ました彼女は男の勃起を見とがめるが
倒錯的な行為がエスカレートしていく。

 

『艶想』は佐伯香也子さんが企画をたちあげ、作家仲間に呼びかけたことでできた雑誌です。
(中略)
翻ってみるに、第一号は、情熱の号でした。佐伯さんのエネルギーと情熱が仲間に伝わり、それが掲載作品に反映されていました。
作品には、創作の初期衝動である「書きたい」という思いと、業界に一石を投じたい熱がこめられていたように思います。
それに続く第二号は、変化の号といえましょう。執筆者が第一号で発表された作品群を読むことで、刺激を受けて作品に反映されていました。ゲスト作家陣のきらめく作品群も加わり、バラエティ豊かな一冊となっていました。
『艶想』一号ごとに変わっていきます。
第三号をお読みになって、皆様はどのような感想を抱かれるでしょうか。
何かの機会にお聞かせいただければうれしいです。
季刊ならではのスピードで刊行される『艶想』の変化を、今後もお楽しみください。
(「編集後記」より)

著者紹介

うかみ綾乃(うかみあやの)
一九九六年、ミュージシャンとしてデビュー。四枚のアルバムのほか、映画、ドラマ、アニメ、映画等に楽曲を提供。同時に小説家、コラムニスト、役者、箏奏者などとしても活動。二〇一一年、『指づかい』(幻冬舎アウトロー文庫)で本格的に小説家デビュー。『窓ごしの欲情』(宝島社文庫)で日本官能文庫大賞新人賞を受賞。『蝮の舌』(小学館・悦文庫)で第二回団鬼六賞大賞を受賞。同作はフランスでも刊行。代表作は『ドミソラ』(幻冬舎)、『永遠に私を閉じこめて』(講談社文庫)など。映画化作品も多数。「モンブランの女」(監督:高原秀和)〜原作『モンブランを買う男』(Aubebooks)は、二〇二一年桃熊賞一位を受賞。現在も小説やコラム、音楽記事等を様々な媒体に寄稿中。

津村しおり(つむらしおり)
二〇二〇年『青春R18きっぷ みちのく女体めぐりの旅』でデビュー。旅情と乗り物をモチーフにした作品を多く上梓。旅情官能シリーズ『青春R18きっぷ夜行列車女体めぐりの旅』『青春R18きっぷ 大人の冬休み 女体めぐりの旅』、その他著作に『渚のはいから熟女』などがある。最新刊は豪華客船を舞台にした『淫嵐客船 悦楽に堕ちる巨乳魔術師たち』

乃村寧音(のむらねおん)
メディアファクトリー「フルール新人賞」佳作受賞後、『誘惑の調べ』(KADOKAWA)でデビュー。ティーンズラブ小説、ライトノベル、官能小説、マンガ原作などを書いています。主な作品は『わたしのごちそう』(紅文庫)『健やかなる時も、死した後も、花嫁は家具屋を守り続けます』(小学館それいゆ文庫)『素直になれないシンデレラは敏腕社長に溺愛される』(こはく文庫)その他著書多数。インターネット上では長年「チアーヌ」のハンドルネームで雑文を書いたり詩を書いたりしています。

深志美由紀(みゆきみゆき)
官能作家。バツ2のダメ男好き。集英社ノベル大賞佳作にてデビュー。二〇一〇年『花鳥籠』で第一回団鬼六賞優秀作受賞、同作二〇一三年映画化。新聞や電子書籍など、男性のみならず女性にも受け入れられる官能小説を多方面で執筆。自らのダメ恋愛を描いたエッセイ「ダメでもスキ」、スポーツニッポンにて連載中。著書に『穢したい彼女』(ジーウォーク)『怖い話を集めたら』(集英社文庫)など。

伊吹功二(いぶきこうじ)
埼玉県出身。性への目覚めは早く、幼少より妄想力を養う。初めて潮吹きを体験したときには、感動のあまり落涙したというロマンチストでもある。近年は、小説をはけ口にしてセカンド童貞ライフを満喫している。二〇一三年、別名義にて官能小説家デビュー。野良ライターをしていたとろを編集者に拾われた。近著には、『団地妻の個人レッスン』(竹書房ラブロマン文庫)、『淫ら慰安旅行 牝堕ち美熟女ハーレム』(二見書房マドンナメイト文庫)など。

佐伯香也子(さえきかやこ)
高校生の頃から作家になりたいと思い、大学では日本文学を専攻し、サークルも文芸系のものに所属。二○○○年にBL作品で商業デビューするも、掲載誌が休刊。その後ネットで書いていた文章が三和出版関係者の目にとまり、二○○八年より「マニア倶楽部」ほか、三和出版のアダルト雑誌に小説やコラムを執筆するようになる。二○一四年マドンナメイト文庫にて『美人秘書監禁!甘美な拷問』刊行以来、同文庫を中心に活動。近著『上流淑女 淫虐のマゾ堕ち調教』(マドンナメイト文庫)『机の下の楽園』(紅文庫)『童貞の僕が夢石のおかげで誰とでもヤレる逆転世界』(マドンナメイトe文庫)

内藤みか(ないとうみか)
作家。著書80冊以上。大学時代に作家デビューして以降、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。かつてはケータイ小説『いじわるペニス』などでも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。最近は子育てを終えて旅好きに。近著に『京都 夜の寄り道』など。ホストや女性用風俗などにも詳しい。 noteフォロワー1万人超。

音梨はるか(おとなしはるか)
大学生の頃、将来小説家になりたいと権威ある新人文学賞に応募するも、箸にも棒にもかからず玉砕し、夢を呆気なく断念する。卒業後二十代〜三十代前半は、家業を手伝いながら県内各地の中学校などで講師として勤め、社会科を教える。三十代半ば、文筆業とはまったく関係のない、体力と精神力さえあれば誰でもOKな企業に雇ってもらい、現在に至る。その間、フランス書院官能大賞の賞金に目がくらみ、官能小説なら書けるんじゃねと思い、応募してみる。大賞や新人賞はとれなかったものの、四回目くらいの応募作が最終選考に残り、拾い上げでデビューさせてもらって現在に至る。

野々原いちご(ののはらいちご)
作家・コラムニスト。一九八四年三月十二日生まれ。『凌辱と雨、暗闇の猫』(KADOKAWA)『巨乳吸血鬼サラ〜魔性の肉体と永遠の快楽〜』(マドンナイ メとe文庫)など。漫画原作では『リアルな恋はお隣から〜年下男子の甘い取引〜』などがある。

香坂燈也(こうさかとうや)
二〇一五年『隣りの独身美母』(フランス書院)で長編デビュー。誘惑ものを中心に『隣のタワマン母娘』など陵辱ものも。最新作は『狂った禁絆 溺れ姉弟』(フ ランス書院)他にマドンナメイト文庫、紅文庫などで別ペンネームが無駄に多め。

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