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破たんする?まだいける? ニッポンの財政

~元財務官僚が本当のこと基本から教えます~

ニッポンの財政
著作
【監修・解説】
元財務官僚・明治大学大学院教授
田中秀明

【執筆】
ループス・プロダクション
ISBN
9784866365077
Cコード
0033
判型
四六判
ページ数
256 ページ
定価
1760 円(税込)
発売日
2021年08月19日
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書籍紹介

●「自分が納めた税金なのに、還元されている気がしない…」
「借金〇〇〇兆円で日本は破たんするの?」

兼本さん

納めた税金がちゃんと自分に還っているのか、借金がこんなにあって将来の日本はどうなるのかを考えたくても、
インターネットが発達した現在、ブログはもちろんSNSでは実に様々な情報が飛び交い、さらにはみんなもっともらしいことを説明しているので、正直どれが正しい話なのかわかりません。
そこで、
「日本の財政や財源に詳しく、ノーマルな視点で疑問に答えてくれる(わかりやすく)人に聞いてみよう」
という考えの元企画しました。

●財政の基本から収入や支出の「なんで?」を解説します!
消費税はもちろん所得税などの税金や国債の話、コロナ対策、保険、公務員の給料、公共事業など、
財政に関して皆が思う「なんで?」を基本から丁寧に解説。
また、すでに赤字と言われている「ニッポンの財政」。
「なぜやっていけるのか?」
「他の国と比べるとどうなのか?」
「このまま破綻するの?」
これらの疑問も解説します!

●元財務官僚が本当のことを教えます!
私たちが思う様々なギモンにだれでもわかるよう基本から答えてくれるのが、日本の省庁(大蔵省)にいた元財務官僚の田中秀明先生です。
今は、明治大学大学院で教授として学生に講義しており、教えることも得意な人です。
この人ほど今回の企画でわかりやすく丁寧に教えてくれる人はいません。

【目次】
PART1 財政の基本――国はどれだけ集めてどこに使っている?
財政・財源の基本を会話形式で解説してきます。
日本は毎年いくら税収があり、どれだけ国債を発行しているのか?
まずは、基本としてそのしくみと財政の全体を解説していきます。
しくみを知れば、巷でよく聞く「国債は借金か?」
も自分でわかるようになります。
ニュースやっている今年の国家予算100兆円……、では収まっていません。

PART2 収入の疑問――税・保険料の徴収は本当に公平?
毎年徴収される税の財源の疑問を解説します。
消費税に所得税、法人税などの主要な税の疑問、
さらには将来見込まれる経済効果の疑問を解説。
社会保険料も税収のひとつです

PART3 支出の疑問――財布の紐は誰が握っているの?
予算として振られるお金の疑問を解説します。
コロナに五輪に、公共工事……、
実にいろいろな案件にお金が割り振られています。
でも、それは本当に適切に配分されているのでしょうか?
コロナ対策100兆円の内訳は?子育てや教育にかけている予算は?
年金や保険などの社会保障の財源不足の話もしっかりわかります。

PART4 借金の疑問――赤字で大丈夫なの?
「日本国民一人当たり●●万円の借金」もよく聞く話です。
このPARTでは、税収以上の国債が発行できる日本の状況の疑問を解説します。
日本はどうしてたくさんの国債が発行できるのでしょうか?
景気回復に行われる経済対策で効果的なものは?
外国の破たんは、日本の未来なのでしょうか?

EXTRA 地方の財政――自治体間の格差はなくしたほうがいい?
会話形式で地方財政の格差や国との関係を解説します。
東京都と地方の税収の差、国から貰えるお金「地方交付税」
また、ふるさと納税で地方財政は本当に潤っているのでしょうか?
過去に起こった地方都市の破たんの顛末も話します。

著者紹介

田中秀明
明治大学公共政策大学院教授。大学院修了後、大蔵省(現財務省)入省。退職後、内閣参事官を経て、経済協力開発機構(OECD)、国際通貨基金(IMF)のプロジェクトに参加。現在も財政やガバナンスをテーマとした研究を行っている。著書に『日本の財政』(中央公論新社)など。

田中先生

破たんする? まだいける? ニッポンの財政(田中秀明) | 民間税制調査会(民間税調) (minkan-zei-cho.jp)

 

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